Windows 10からのアップグレードはあきらめよう…。
世はWindows 11すら、まだそんなに普及していないような状況ですけど、早くも来年にリリースされるであろうWindows 12について、このほどClub386が報じています。なんだかどんどんハイスペックな環境が要求されるのは、もう仕方がないことなんでしょうね。
Windows 12のスペックに注目
ドイツのDeskmodderからのリークとして明かされたWindows 12のデスクトップデザインは、先にMicrosoft(マイクロソフト)がチラ見せしていたものと似通っており、要はmacOSっぽいルック&フィールが目指されてもいるようです。
トップに各種通知や天気予報、ニュースなどのウィジェットを持ってくることで、ボトムのタスクバーにはスタートメニューとアイコンのみが並ぶデザイン。また中央に配置されるようになったのでしょうか? なお、トップに持ってこられた検索バーは、OfficeアプリとChatGPTの融合というコンセプトに倣い、バリバリとAI装備の仕様になるんだとか。
それにしても、今回のリークで最大の特徴は、Windows 12が要する最低スペックについての情報が出てきたことでしょう。2コア以上で1GHzのCPU、64GBのストレージ、720pの解像度のスクリーンなど、ほぼWindows 11と似てはいるのですが、必要なメモリは、最低でも8GBとなっているようです。
今はまだ店頭に4GBメモリのノートPCすら並んでいたりしますけど、これでは確実に対応しません。あとTPM 2.0が必須なため、Intelなら第8世代以降、AMDならZen 2アーキテクチャ以降のプロセッサが必要になってきますよ。
Windows 11より、さらに進化したWindows 12は楽しみな限りですが、Windows 10のサポート終了が迫るので乗り換えようかななんてユーザーは、間違いなくお金を貯めて、最新スペックのマシンで導入することを考えたほうが良さそうです。かえって「もうスマホやタブレットでいいや」って、Windows離れを加速させることにならなければよいのですが。
Source: Deskmodder via Club386