いよいよ大きく動き出す?
メタバースやWeb3.0に注目が集まるなか、KDDIが本気を出してきました。Z世代をメインターゲットにした新サービス「αU(アルファユー)」のローンチです。デジタルネイティブ世代に向けた、リアルとバーチャルの境目を超越したWeb3.0の世界を提示する新サービスです。
没入感大幅アップ

サービス内容はリアルタイムのコミュニケートを主体とした「メタバース」のほか、フォトリアルなクオリティで体感できる「ライブ」、メタバースと連動したNFT販売が行なわれる「マーケット」、NFT初心者も簡単かつ安心して使える「ウォレット」、バーチャル空間で新しいショッピング体験ができる「プレイス」の5パート。
「メタバース」「マーケット」「ウォレット」は本日3月8日から、「ライブ」「プレイス」は今年夏からのサービススタートを予定しています。
メタバースに関しては従来のようなイベント参加だけでなく、αUでは自分の部屋ともいえる「マイルーム」なる空間が用意されています。特別なイベント時じゃないときも友達のアバターと集って、飲み会やカラオケを楽しんだりできるそうです。よりリアルなライフスタイルに密接した楽しみ方ができますね。
コミュニケーションもリアリティを追求していて、従来のボイチャなどより自然な会話が楽しめるんだそう。さらにαUでは、新たなWeb3.0アーティストの育成やプロデュースも積極的にサポートしていく方針だそうで、今後はメタバース発のスターが生まれてくるかもしれません。
とにかく、臨場感と没入感を大幅アップさせていく方針っぽいので、今までメタバースにあまり興味がなかったという人もチェックしてみる価値はありそうです。使っていくうちに進化が体感できるとイイですよね。
合わせてpovoの新サービスも発表されていました。povoではInstgram、Facebook、TikTok、TwitterなどのSNSデータ使い放題が新トッピングとして提供されます。また、クリエイター支援のためのイベント「ライバーカップ」も開催。今後もWeb3.0に向けてさまざまな施作が期待できそうです。詳細は続報をお待ちください。
イベントもチェックを
αU始動に合わせて、3月8日から12日には渋谷でイベント「αU spring week 2023」も開催されます。αUの発表会では、このイベントに登場するアーティストたちも登壇しました。

Image: KDDI
まずはZ世代のガールズユニットbala。彼女たちはもともとSNSで知り合ったということもあって、「メタバースを使った新しい出会いに今からワクワクしています」とのこと。すでにWeb3.0をフル活用しているアーティストだけに期待度大ですね。

Image: KDDI
さらに新曲「Boom Boom Back」が好調なBE:FIRSTも参加。「αU spring week 2023」では、「Boom Boom Back PLAYGROUND remix」の特別映像が公開されます。渋谷駅スクランブル交差点を舞台に、360度全方位からの視点でパフォーマンスを楽しむことが可能。

3月11日と12日には特別なオンラインイベントも開催。渋谷を再現したバーチャル空間でのBE:FIRSTのパフォーマンスに、自身もアバターになって参加することができます。
BE:FIRSTも「現実では難しかった新たな世界観を提示することができる。当日は渋谷に来ることができない人も、ぜひオンラインで体験してみてください」とコメントしていました。参加は事前登録制なので、詳細はこちらをチェックしてください。
ともあれKDDIがこれだけ力を入れてきたってことは、日本のメタバース環境も一気に進化しそうですね。このビッグウェーブには素直に乗っかっておきましょう。