衛星通信時代、始まりつつあるねぇ…!
SpaceXが提供する衛星通信「Starlink」が脚光を浴びてるこの頃ですが、Amazonも負けていません。類似した衛星通信サービス「Kuiper(カイパー)」の商用利用を、2024年中に始めると発表しました。
値段で勝ちにいきます
このサービスは「Project Kuiper」として2018年に頃からスタートしたもので、通信の仕組みとしてはStarlinkと同じ。
Amazonが地球低軌道上に構築した3,236基の衛星ネットワークが、地上に設置したアンテナとやりとりします。

契約プランは3つあり、それぞれアンテナのサイズと通信速度が異なります。
アウトドアなどで持ち運べる小型サイズが最大100Mbps、住宅向けの中型サイズが最大400Mbps、政府や企業向けの大型サイズが最大1Gbps。
このなかの住宅向けの中型サイズを標準端末としており、端末価格400ドル(約5万3000円)未満での製造を予定しているとのこと。Amazonいわく、Kuiperは手頃な価格で提供できることが強みと述べており、ここはStarlinkと差別化できる点になりそうですね。(Starlinkの端末は現在の期間限定の値下げ前は7万3000円でした)。
具体的な月額料金は現時点では不明。価格で衛星通信を選ぶ日が来るとは、いよいよSFじみてきましたねぇ。宇宙の価格競争はもう始まってるんだ。
Source: About Amazon