いち早くChatGPTを取り入れたOperaブラウザを使ってみた

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  • author ヤマダユウス型
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いち早くChatGPTを取り入れたOperaブラウザを使ってみた
Image: ヤマダユウス型

ブラウザとの統合が着々と進んでいる。

Operaの最新バージョン81に、ChatGPTChatSonic(2021年以降の情報も把握しているAIライターツール)が統合されました。それぞれのサービスにアクセスできるボタンが、サイドバーに登場するようになります。

見ているサイトに応じて内容が変化

使い方は、OperaのEasy Setupメニューから「AI Prompts(早期アクセス)」を有効にするだけ。実際に使うとこんな動作に。

AI Promptsをクリックすると、検索、今読んでいる記事の簡単な説明、関連性の高いコンテンツの表示、ツイートの作成、主要ポイントの抜き出しなど、今見ている内容に相応しいプロンプトが表示されます。ChatGPTは緑の吹き出し、ChatSonicは紫の吹き出しで違いを表現。

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米ギズモードのページで試してみましたが、右上にそれらしいプロンプトが提示されていますね(日本語にサイトだとうまく動きませんでした)。記事の内容を短くするShortenを選んでみると…。

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箇条書きにしてまとめてくれました。「上記の内容を日本語訳して」といえば、日本語としても読めますね。

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ChatSonicのプロンプトでは「関連性の高いコンテンツの表示」が提示されていました。こちらはソース元URLを出してくれます。

こうしたUIベースでのAIChat活用はChromeの拡張機能にもどんどん追加されていってますが、Operaは公式でやってくれてるのが安心感ありますね。拡張機能はどこにマルウェアが入ってるかわかりませんから…。

Source: Tech Times