全部展開したら要塞のよう。
SUVなどアウトドアな自動車で牽引するキャンパーは、たとえばCybertruckソックリだったりボートとして活躍したり、SFアニメロボみたいなのに原型が分からないほど機能拡張しすぎるタイプ、ポルシェが考えた家電みたいなものなど、デザインが自由で見ているだけでもワクワクします。
あえて中で寝ないキャンパー
すべてに共通するのは、車内に入って眠ることができる点。簡単に雨風が凌げますし、護られている安心感を得ることもできますよね。
オーストラリアのHARDKORRが作る「HKC Xplorer」は、箱の中がまるで物置! 食料品やクーラーボックス、引き出す台所などが所狭しと収納され、寝泊まりはその上にテントを張るよう設計されています。
潔く上下に分けちゃう
ハシゴではなく階段で屋根に登ればアクセスは楽チン。見晴らしが良いでしょうし、クイーンサイズのベッドで中は広々です。上にいれば、野生動物から襲われることもなく、地面がぬかるんでいても泥だらけになることもありませんね。階段なら愛犬も自由にアクセスできるとのことです。

キャンパーの横や後ろにテントを張るタイプもありますが、上下段に分けると利点がいろいろです。名前の通りハードコアで質実剛健さが感じられます。
収納力は3,900L
キャンプ前にコンビニやスーパーに寄ったら、アレもコレもと大量に買い込んだって問題なさそうですよね。デュアル・ショックアブソーバーで悪路でも庫内がバラバラになるのを防ぎます。
内部の棚やテントはモジュラー式で、ネジを回せば簡単にバラせるのも便利。好きなように組み合わせたり、まったく別の荷物を載せたりと、カスタマイズ性能が高いのも魅力です。
価格はテントがないベース部分だけだと2万990ドル(約279万円)ですが、後々のことも考えてオプションがたくさんのパッケージ3万5990ドル(約476万円)を手に入れたいところです。