テクノロジーがあれば、イマジネーションはどこまでも加速する。
「インテル入ってる」でおなじみのIT企業、インテル。PCに欠かせないCPUを生み出している会社ですが、この1年のあいだにインテル自身がクリエイターをサポートする「インテル® Blue Carpet Project」を展開してきました。ギズモードでもお伝えしてきましたね。
同プロジェクトのひとつの節目として、参加しているクリエイターたちによる作品を一同に展示したイベント「Blue Carpet Fes 2023 Spring 〜Creator Works Exhibition〜」が、2023年3月20日~3月24日の期間で開催されていました。
開催場所は有楽町にあるインテル本社と同じビル。この記事が出てる時点ですでにイベントは終了していますが、展示されている作品や会場の様子を簡単にお届けします。
多くのクリエイターの作品を一度に拝見できる

会場は、もはやWindowsマシンの展覧会状態。デスクトップだけでなくノートPCなどもあり、実際にクリエイターが使っていたマシンも展示されていました。「このスペックでこの映像を作ったのかぁ」といった実感が湧きますね。
それでは、それぞれのクリエイターが手掛けた作品を見ていきましょう。全部紹介するには余白が足りないので、いくつかピックアップさせていただきます。

こちらは映像イラストレーターであるケイゴイノウエさんの作品。ケイゴイノウエさんは二次元のイラストにエフェクトを加えることで、イラストなのに動きを感じる(けれどアニメーションではない)唯一無二の映像イラストを手掛けています。色使いも映えますね〜。

この作品はCGデザイナー・ディレクターである西郡勲さんによるもの。実写映像やCGといったジャンルをまたいだ作品を展示していました。スペックシートによるとGPUにはプロフェッショナル向けの「RTX A6000」を採用してるとか。価格は約60万円もするみたい…!

そのお隣には、アニメーション作家・ディレクターの稲葉秀樹さんの作品が。グラフィカルな映像がスライムのようにグニグニとモーフィングしていて、なんともトリップ感がある映像でした。どうやって作ってるんだろうなぁ。

デスクトップだけでなくノートPCによる展示も。こちらはダンスチーム・RAB(リアルアキバボーイズ)が実際に動画制作に使ったインテル® Evo™ プラットフォーム準拠のマシン。海外に持っていって現地で動画編集に使ったとか。

「ゲームあるある」な映像でバズりまくった、人気YouTuber・TikTokerである駒沢アイソレーションが使ったマシンもありました。ノートPCとはいえ、サクサクの動画編集ができることがバッチリ実証されていますね。

また、メディアアーティストであるGod Scorpion(ゴッドスコーピオン)が展示しているメタバース作品は、実際にQRコードを読み込めば体験できる視聴者参加型の作品でした。なるほど、こういう表現もあるのかー。
2年目に入った、インテルのクリエイター支援
「インテル® Blue Carpet」は、インテルがクリエイターをさまざまな面(カスタムPCの提供、コンテンストの開催など)から支援するという画期的な試みです。今年の3月で1年目の節目を迎えましたが、理想のマシンはクリエイターにとって大きな武器になっていそうですね。展示されていた作品を眺めながら実感しました。やはりスペックisパワー!

同プロジェクトはこれからも続いていきます。今後インテルがどのようなサポートを展開していくのか、そしてどんな作品が世の中に生まれてくるのか。AI技術も盛り上がってきてるこの頃ですし、まだ見ぬ創造性への期待は膨らむばかり。
Source: Intel