値段については、お覚悟を。
今年発売されるiPhone 15 Proシリーズ。
その性能や新機能、スタイルが楽しみではあるんですが、楽しみじゃないのが価格です。MacRumorsは「iPhone X以来最初の値上げ」と言ってます。
え? 何いってんの? iPhoneなんて毎年値上げされてんじゃん! って思ったら…ですよ。
米国での販売価格ってiPhone Xからフラッグシップ機はずーっと999ドルスタート。最新のiPhone 14 Proだって999ドルスタートです。
で、日本は?と思って過去のギズモードの記事を漁ったところ…
・2017年:iPhone X → 11万2800円(8%税込 12万1824円)スタート
・2018年:iPhone XS → 11万2800円(8%税込 12万1824円)スタート
・2019年:iPhone 11 Pro → 10万6800円(8%税込:11万5344円/10%税込:11万7480円)スタート
・2020年:iPhone 12 Pro → 10万6800円(10%税込 11万7480円)スタート
・2021年:iPhone 13 Pro → 12万2800円(10%税込表示)スタート
・2022年:iPhone 14 Pro → 14万9800円(10%税込表示)スタート
となっています。
米国では州によって税率なども違うので税抜表記のところ、国内版だと最近は税込み表示になったので、高い印象が増している感じかな。
値上げのイメージは、税込表示や円相場の影響が大きいのかも?
では、税抜で考えてみると、円相場がそのままベースの値段に影響されている印象ですね。2019年なんて値下がりしています(2019年の円相場平均109円)。
そして、2021年から税込み価格がデフォになりました。iPhone 13 Proは税抜計算したら11万1637円なので昨年から5000円ほどの微値上がり。
で! 最新のiPhone 14 Proは税抜計算すると13万6182円。ここで一気に高くなった感じ。明らかに円相場(2022年の円相場平均131円)のせいですねこれ…。
というわけで、よくよく見てみるとここ数年のiPhoneの値上がりは、Appleがベース価格を上げているのではなく、
1.税抜き表示から税込み表示への表記改定
2.そもそも円相場が高くなっている(最安時期から1ドルあたり20円以上高くなった)
によって、値上がり印象+円相場による影響。Appleはわるくない!(たぶん)
でも、僕らが買う時に、消費税や円相場の影響を無視して買うことはできないので、iPhone購入においてコスト的なハードルが上がっているのは確かです。
はぁ…iPhone 15 Pro、どーなっちゃうんだろ。
16万スタートとか言われたら、ごめん。ちょっと泣く。
Source: MacRumors