深いのは地下だけでなく社会問題も。
彩り豊かなケーキやサンドイッチなどの、切断面に対して使われる用語「萌え断」ですが、その言葉がピッタリなレゴのキットが作られました。
地下の断面がリアル
サポーターから1万いいねが集まると製品化への道が拓けるレゴ アイディアで、見事に目標を達成したのが「SEWER HEROES: FIGHTING THE FATBERG」。ハンバーガー屋の前で下水道工事をする人たちを描いたジオラマなのですが、地面をくり抜いた地下の見せ方が秀逸!
バーガー屋の裏面の配管もよく見えますし、アスファルトの下にある地層の表現も萌えちゃいます。

環境問題を提起するキット
タイトルを直訳すると「下水道の英雄たち」なのですが、彼らは廃油や油脂などが固まって下水を詰まらせる「ファットバーグ」の除去を行なっているんです。よく見ると黄色くて巨大な塊がネットリ鎮座しているのが分かりますよね。それもあってか、シャレを利かせてバーガー屋の前なのでしょうね。
ちょっとリアルに作られた職業体験キットかと思いきや、下水の仕組みやインフラ設備、社会問題や環境問題まで学べてしまう教材にもなりえます。
サイズは縦横27cm×奥行き22cmで、2521個のブロックから出来ています。製品化したあかつきには、遊びながら都市部の地下世界について知識を深めてみましょう。
Source: LEGO IDEAS