きますよー!
SalesforceがOpenAIとの連携を発表しました。ご存知の通り、OpenAIといえばChatGPT、Salesforceで一般にも広く知られているものといえばSlack。てことで、やってきますきます、ChatGPT機能がSlackにも!
SlackでChatGPTがどう動くのかというと、通常のChatGPTと同じく超優秀なアシスタントの立ち位置。長くなりがちなSlackポストの要約、返信文章の下書きなど。Slackはビジネスコミュニケーションツールなので、ChatGPT搭載で生産性をあげるのが狙いです。現在はまだベータ版で公開前。いち早く使ってみたい!というSlackユーザーは、ウェイトリストに登録しておくのがよし。
Introducing the ChatGPT app for Slack by @OpenAI!
— Slack (@SlackHQ) March 7, 2023
💬 Summarize conversations to quickly catch up on any channel
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また、Slackで@Einsteinに話しかけることで、ビジネス最新ニュースなどがリストで表示される機能も。Einsteinとは2016年にリリースされたSalesforeのAI。Salesfaorceは以前からAI活用を進めており、EinsteinもSalesforceプラットフォームで活躍してきましたが、ChatGPTのSlack搭載にあわせてEinsteinもアプデ、Einstein GPTも発表されました。
これは、Salesforceいわく「世界初のCRMの生成系AIテクノロジー」。AIを活用し、Salesforceのプラットフォーム全体で顧客管理をおこないます。Einstein GPTは、OpenAIのトレーニングモデル外から取得した情報(顧客データや社内情報)も取り込んで考えることができるので、特定クライアント向けの広告キャッチコピーのドラフトくらいならこなせますね。ちなみに、EinsteinにはOpenAIの新事業であるAPIが活用されています(OpenAIいわく、APIクライアントのデータはChatGPTのトレーニングデータにはなりません)。


なかなか最強感のある連携ですね…、相性もよさげだ。
Source: Salesforce