人体もスマート化の時代?
常にスマート○○に囲まれて暮らしている僕たちですが、どうやらついに爪もスマート化できるようになったみたい。
このスマートネイルは、爪に装着したNFCマイクロチップをスマホにかざすだけでSNSのURLや連絡先を交換できる、いわば「デジタル名刺」。
2020年にはドバイのビューティーサロンが、爪にマイクロチップを貼るサービスを提供開始していましたが、このたび日本でも購入できるようになりました。それがこの「INSTA NAIL」です。

マイクロチップを爪に装着
スマホよりも小さな箱には、説明書とNFCマイクロチップが入っています。

パッケージのなかの小さな四角い物体がNFCマイクロチップ本体。

わかってたけど、めっちゃ小さい…! こんな基板のようなものを爪に貼るって発想はすごいなー。

背面の粘着シートを剥がして爪に貼り付けます。チップは想像よりも柔らかめで、爪に沿うようになっていました。
しっかり安定させたければ、貼る前に爪を整えたり、コーティングしておいたほうが良さそう。今回は上からトップコートで固めました。

さまざまなサービスが利用可能
ここから本題。自分のSNS情報や連絡先を爪にアサインしていきます。爪に個人情報…仕組みはいかなるものなのでしょうか?

スマホで説明書に記載のQRを読み込むと「INSTA NAIL」の設定画面に。
ここで銀色のパッケージにかかれていた5文字のアクティベーションコードを打ち込みます。これで装着しているNFCマイクロチップの操作ができるようになりました。

管理画面の「Set」に入ると、さまざまなSNSやメール、連絡先情報を交換するためのVcard情報などが設定できます。
それぞれにチェックを入れると好きなURLを打ち込めるので、自分のSNSアカウントやブログのURLなどを入れておく。これで準備完了。

そしてiPhoneのスピーカー部分に爪を近づけると…NFCを検知してブラウザが開けるようになりました(スマホの機種によって検知する場所が異なるようです)。
自分の肉体がスマホに反応してるみたいで面白い。

ブラウザに飛ぶと、先ほどチェックを入れたサービスが表示されています。ここでTwitterを選ぶと…。

この通り、僕のTwitterプロフに飛べるという次第です。
同じ方法でほかのSNSにも飛んでもらえるし、なんなら該当するSNSとURLの中身を一致させる必要も特にないみたいなので、好きなURLを入れておける便利な箱としても使えそう。
アイディア次第で面白い使い方が

カラーポリッシュを塗って基板を隠せば完成。塗らずに素のままでもガジェット感あって面白いですけどね。
ただ、粘着が甘かったのか外れやすかったです。爪に貼るといつかは取れてしまうのは間違いないですから、期間限定で楽しめたら良いガジェットな気がします。クラブやイベント会場でSNS交換をするときに、相手のアカウントを検索せずとも爪でピッとしたりね。間違いなく「なにそれ?」ってネタにはなります。
常用したいなら、いっそ爪以外に装着してもいいんじゃないかな。スマホケースに挟んだりしておけば、爪に貼るよりかは長持ちするでしょう。指定したURLをすぐさま渡せるのは何かと便利です。
人類、もうなんでもスマート化していくねぇ。
Source: INSTA NAIL