4年ではなく、5~6年くらい使い続けることを考えるなら、メモリ量だけはケチっちゃダメです。
VAIOに新ラインナップが加わります。「VAIO F14」はシンプル、ロングライフ、エンパワーメントを意識して開発された14インチ フルHDのノートPC。無駄を省きながらも必要な性能を盛り込んだスタンダードモデルです。
普通に使うなら十分なポテンシャルを持っている

CPUは第13世代のCore i7- 1355UもしくはCore i5-1334U。低消費電力版ですが、Pコアx2+Eコア8の10コア構造。Core i5-1334Uでも数世代前のデスクトップPC用Core i7級のポテンシャルを持っているんですよね。オフィスワークや勉強用PC、または画像・動画編集込みでSNS遊びをするには十二分のパワーといえます。
ストレージはCore i5-1334U搭載機が256GB、Core i7- 1355U搭載機が512GB。クラウドサービスを上手く使えば256GBでも快適です。

そして最大の推しポイントが、量販店で販売される標準仕様モデルはすべてメモリが16GBなところ。これ大事です。ZoomなどのWEBミーティングアプリを使いながらOffice系のアプリでデータをまとめたり資料を閲覧しても、ストレスを感じにくいメモリ量なんですよね。
また通常の使い方でも16時間も使い続けられるバッテリー性能があり、さらにWEBミーティングアプリに合わせた低消費電力モードを備えています。

コネクタも豊富です。有線LAN、USB Type-Cx1、Type-Ax3、HDMI、ヘッドセット端子も装備します。

個人的にはフルサイズのSDカードスロットが望ましいと考えちゃうクチですが、microSDカードスロットがあるのはありがたさがマシマシですね。ないものが、ないって雰囲気すら漂います。
マイクもスピーカーもカメラにもノイキャン効果あり

周囲のノイズが入りにくいビームフォーミング方式を採用したマイクも技ありポイントです。さらにはマイク(入力音)にもスピーカー(再生音)にもノイズキャンセリングが効いてしまう。ノイキャン効果中も声のトーンが自然で聞き取りやすいんですよコイツ。
HD解像度のWEBカメラも、画像ノイズキャンセラー入り。背景ぼかしや自動フレーミング、顔優先AEや逆光補正といった機能も入っています。

VAIOいわく、クリエイターやゲーマーではなく普通にPCを使うユーザーにとって、PCのどんなところが重要なのかを考えて設計したとのこと。14インチで1.34kgは毎日持ち歩けるサイズ・重さですし、なるほど。これがジャパニーズスタンダードなノートPCの姿となるのかも。
気になるお値段は17万5800円(Core i5-1334U搭載機)から。なおVAIOストアなどで注文できるカスタマイズモデルは最小構成価格が13万1800円となっています。なっていますが、メモリは16GBにしましょうね!
Source: VAIO