フェーダーがついているのもステキです。いまどっちのチャンネルがON AIRなのかわかりやすいし。
僕らの日常で、デバイスからデバイスへと映像を流すときはHDMIかDisplayPortかUSB Type-Cを使うことがほとんど。
でもテレビ局などのプロの現場では、より安定性の高い規格を用いています。
そのプロユースな規格にほぼフル対応しているのがこちらの映像スイッチャー「AV-HSW10」。B2B機材を取り扱うパナソニック コネクトからの販売となります。
パナソニックグループが、コンパクトな映像スイッチャーを出してる!? BlackMagicやローランドの市場を奪いにきたか。と思うかもしれませんが、実は彼らって昔々、黄色いRCAコネクタのコンポジット時代から手掛けてきたんですよこの分野。

I/Oポートを見ると、なんだか全部盛りに見えてきました。HDMIは2in1out。SDIだけで4in2out。加えてUSB Type-Cに、LANケーブルを使ったNDI、 NDI|HX、SRT、RTMPにも対応しています。RTMPってことは、PCを使わずにライブ配信できるんですねコレ。

フルHD/59.94p、10bitの映像信号に対応しているのもポイント。PinP、リニアキー、ルミナンスキー、クロマキーなどの合成ワザを使っても10bitだからキレイに重なってくれそう。
プロユースなアイテムゆえに、BlackMagicのAtemMiniシリーズより高価になりそうですが、フィールドからの配信で頼れる存在になっていくとみました。
Source: パナソニック コネクト