イギリスのみなさん、AIが見張ってますよ!
イギリス政府を悩ませているのが、高速道路のゴミ。走行中にポイっとゴミを捨てる人が多いんです。
というわけで、ポイ捨てするならず者運転手を割り出すために、AIカメラをイギリス南東部の高速道路にテスト設置するそうです。
AIがナンバープレートを認識
これまではCCTVカメラで何十時間もの映像を見て、ポイ捨てした運転手を割り出していたのですが、これからはAIカメラでナンバープレートを認識して、運転手を割り出し、100ポンド(約1万7000円)の罰金を科すこととなりました。
「クリーンアップ・ブリテン・キャンペーン」というゴミを高速に捨てたら法的措置を取るから気をつけてよーというキャンペーンをまずは行ない、それでもポイ捨てがおさまらなかったら3ヶ月後に実際にAIカメラ判定の罰金がはじまるそうです。
キャンペーンの発起人John Readeさんは
自分たちの国がゴミでこんなに汚くなってしまったことをとても恥じている。この国の道路には心が壊れてしまうほどの大量のゴミで溢れている。公的資金を無駄にしている!
と語っています。
ゴミの量は「Bクラス」
イギリスの運輸大臣によると、先月の国内高速道路のゴミの状況は「Bクラス」だったとのこと。Bクラスはかなりの量のゴミという意味だそうです。
Gill Furniss議会議員は
道路脇のゴミは、景観もよくなければ、環境にもよくない。さらには運転の安全も脅かされる可能性もあります。国道は法的にゴミがないようにしておかなくてはいけないし、これは運輸省がしっかり行なうべきです。
とブログで発言しています。
AIカメラで罰金、果たしてイギリスの高速をキレイにすることに一役買ってくれるのでしょうか。