Google Workplace(企業向けのGoogleドキュメント・スプレッドシートなどが使えるサービス)のアップデートが紹介されました。生成AIをがっつり組み込み、仕事の手間をかなり減らせそうな感じです。
Googleドキュメント:アイデアを伝えれば、あとはAIがしっかり書いてくれる

Googleドキュメントでは生成AIと対話する欄が出現。「こんなことを書いて」と伝えると…

こんな風にかなりがっつり書き起こしてくれます。「書く手間」をまるっと生成AIに任せられるので、かなり便利そうです。
Googleスプレッドシート:勝手に調べて、勝手にまとめる

スプレッドシートも同様で、AIとの対話欄が出現するように。

オーダーに応じて必要な情報を調べて表にまとめてくれます。検索の手間と表に入力する手間がなくなるので、これもかなり作業負担を減らしてくれそうです。
Gmail:「要するに何を伝えたいか」だけ考えれば良くなる

Gmailには「返信を自動生成してくれる機能」「オーダーに応じて文面を作ってくれる機能」「次にどう書けばいいかを相談できる機能」がくるようです。
失礼のないように書くのって意外と頭を使いますが、そのあたりをAIに助けてもらえるようになる感じですね。
Googleスライド:欲しい画像をAIが作ってスライドに入れてくれる

ChatGPT対応版のPowerPointにも搭載される「必要な画像をAIが作って入れてくれる機能」がGoogleスライドにもきます。

生成AIにお願いする欄があり、そこに「ピザの画像が欲しい!」と打ち込むと…

候補が生成されてくるのでいちばんいいのを選ぶと…

スライドに挿入してもらえます。画像を探す手間、保存した画像を入れ込む操作などがかなり減らせるはずです。
Microsoftが発表しているChatGPT統合版Office「Microsoft 365 Copilot」で目玉となった機能にはGoogle Workplaceも対応する形でもあり、「仕事でどっちを使うべきなんだろ?」というのが気になってきました。
Source: Google