車両価格はガソリン車より安いんだね。
いままでホンダはPCX ELECTRICやBENLY e:、GYRO e:といった電動スクーターをリリースしてきましたが、基本的に商用または官公庁用。個人で買うにはハードルが高いモノだけでした。
「EM1 e:」は違います。全国のHonda二輪EV取扱店で販売される、完全無欠のコンシューマーモデルです。東京都内のHonda二輪EV取扱店を検索すると68店舗もあり、販路をしっかり固めてきてからのチャレンジだと感じます。
モーターの定格出力は0.58kW。パワーは1.7KW(2.3PS)ですが、最大トルクが90N・m。参考までにホンダN-BOXのi-VTECエンジンのトルクは65N・m。ターボエンジンは104N・mです。
NAの軽自動車をはるかに超えるトルクですよ。えげつなーい。激坂も軽やかにラッタッタと登っていきそーう。

満充電時の巡航可能距離は53kmです。近場のアシとするには悪くない。
車両そのものの価格は15万6200円

EM1 e:の気になるお値段ですが、メーカー希望小売価格は29万9200円でした。高いなー、でも国と自治体の補助金を使うことで、20万円ほどで購入できそうな気配あり。
また車両そのものの価格は15万6200円なのです。ホンダの原付バイクのなかで、一番安いモデルになるんですよ。驚いたなあ。

でも電動スクーターだから、バッテリー(8万8000円)と充電器(5万5000円)が必要になる。なるほどなあ。安全性を追求して開発されたバッテリー/充電器っていいお値段するんですね。気づきになりました。
Source: ホンダ