相棒の小型ヘリも一緒です。
レゴ®テクニックのシリーズに、火星探査ローバー・パーサヴィアランスのセットが仲間入りします。
このセットは、現在は地球から平均1億4000万マイル離れた惑星で活躍しているパーサヴィアランスと相棒のヘリコプターインジェニュイティをレゴブロックでリアルに再現しています。
宇宙探査テーマのセットといえば、レゴは2年前にはLEGO®Iconsから『スペースシャトル ディスカバリー号』を発売。総ピース数2,354個で、格納できるハッブル宇宙望遠鏡を備えるなど細部にこだわった製品でした。
同セットが標準的なパーツを使ってスペースシャトルの空力学的なデザインを表現していたのに対し、新製品はパーサヴィアランスの機能を幾つか再現できるようレゴ®テクニックのパーツで構成されています。ギアなどの部品がむき出しになっていることも相まって、かなりの再現度です。

NASAジェット推進研究所のエンジニアたちは4年ほどかけてパーサヴィアランスを組み立てたそうですが、レゴ版はテクニックシリーズのモデルの中でも控えめな1,132ピースなので数日もあれば仕上げられそうです。
サンプルを採取するための器具を先端につけた可動式ロボットアーム、全方向ステアリング、アーティキュレート・サスペンションと本物さながらの機能を備えた完成品は、散らかった机の上でも走行できそう……!
飛行できるわけではありませんが、ちんまりとしたインジェニュイティもよき。

専用のARアプリを使えば、組み立てたモデルをスマホやタブレットの画面上に映し出つつ、「探査ローバーや火星でのミッション」についての知識や、火星の気候などについて学べます。

『NASA 火星探査ローバー パーサヴィアランス』はお値段99.99ドル(日本発売価格1万3480円)ですが、執筆時点では日米で発売日が違うようで米国は8月1日、日本は6月1日となっているのでご注意を。今後もNASAテーマのレゴ製品、待っています!