ビルドクオリティも満足感高し。
「ちょっと真剣に音楽聞いてみよっかな」と思った人なら、中国の音響メーカーFiiOの名前を見かけたことがあるはず。イヤホンやDAPを中心に手掛けてきたFiiOが、ついにヘッドホンに着手しました。
本気で聞きたいから、有線一択
FiiO初のヘッドホンとなる「FT3」は、開放型の有線ヘッドホン。やっぱ音質を追求するなら有線になっちゃいますよねー。
でも、ケーブルがあるからこそ出会える音があるのも紛れもない事実。

大口径の60mmダイナミックドライバーは、振動板にDLC(Diamond-like Carbon)コーティングとベリリウムコーティングエッジを採用。
どちらも高域特性の向上が見込める素材ですし、ハイレゾとの相性もよさそう。

そしてなんといっても開放型、コレですよ。
ヘッドホンというと音漏れしない密閉型が思い浮かぶところですが、ヌケ感がある開放型は聞こえ方がすごくナチュラルなんです。
僕も家では開放型ですし、ソニーの最新ヘッドホンも開放型を採用してます。
350Ωの超高インピーダンスは、絶対にノイズを拾わない意思の表れ。真のポテンシャルを味わうならアンプは必須でしょうね。
もちろんケーブル交換可能ですが、付属するケーブルもかなり高級そうですよ。

本皮製の本体ケースやイヤーパッドが2種類ついて、市場予想価格は4万4550円。FiiO製品としてはそこまで高価でもないし、DAPで音楽を楽しんでるユーザーであれば愛機になる可能性は十分かと。
レビュー読んでると欲しくなるヤツだコレ。
Source: エミライ