ルンバとペット、ついに共生へ。犬と猫を回避するルンバ新OS

  • author 小暮ひさのり
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ルンバとペット、ついに共生へ。犬と猫を回避するルンバ新OS
Image: アイロボットジャパン

ロボット掃除機は、猫と和解した。

ロボット掃除機の代名詞たる「ルンバ」。ロボット掃除機でオススメをひとつ教えて!と聞かれたら、僕は「ルンバで安定」って返しています。理由としては、やっぱりユーザーが多いところが安心できるポイントだなって。

実はルンバって、ユーザーの多さがそのまま武器になっているんですよね。世界中に居る1700万台のルンバから集めたビッグデータを使って学習することで、買った後も育っていくんだもん。

iRobot OS 6.0の登場。注目の新機能は?

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Image: アイロボットジャパン

こちらがルンバの成長の歴史。

さまざまな家庭の状況を把握することで、スマートに掃除できるようになったり、ときには提案できるようになったり。年々できることが増えていき、わずか3年の間にiRobot OS 6.0まで進みました。

そして今回注目の新機能として搭載されたのが…

・高速マッピング

・自動で部屋を命名

・ペット(犬・猫)の回避

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Image: アイロボットジャパン

という新機能。部屋の家具などを判断できるモデルの場合、「ここはキッチンだな!」とか「リビングだな!」みたいに予想して自動でラベリングしてくれます。

また、そのマッピングのスキャン速度も従来比で7倍と高速化しました。ハードウェアではなくソフトウェアのバージョンアップで、これをやるっていうんだから凄い。

コードやスリッパなどリビングに置いてあるものを「認識」して正しく回避する障害物検知もさらに賢くなり、新たに犬と猫を認識して回避清掃できるようになっています

ルンバvs猫。

わりとよくある構図ですが、最新OSからはルンバの方から不要な戦いを避けてくれます。まぁ、猫の方がやる気だとどうしようもありませんが…。

ちょうどいいミドルクラス「ルンバ i5」も登場

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Image: アイロボットジャパン

また、新しいラインナップとして「ルンバ i5」が加わりました。

先行して発売されていた「ルンバ i5+」から、自動ゴミ回収クリーンベースを省いたモデルとなり、カメラによる物体検出機能はありませんけど、ジャイロセンサーやフロアトラッキングセンサーなどによって、マップの作成に対応。

部屋を指定しての掃除もできるので、複数の部屋を掃除したいけど、ゴミ捨ては自分でやるよ。という方にいいモデルですねー。

価格は4万9800円、今なら公式オンラインストアで5,000円のキャッシュバックキャンペーンが展開されているので、実質4.5万円と、かなりのハイコスパ機となっています。



Amazonでも早速ポチれますよ。いきなりポイント10%付きとこちらもやる気。

でも、公式オンラインストアのほうが特典が手厚めなので公式ストアからの購入、もしくはサブスクプランが良いかもしれませんね。僕ならサブスクかな。

Source: アイロボットジャパン