映画で見たような未来が、すぐそこまで。
宅配ロボット開発を手がけるアメリカのServe Roboticsは、Uber Eatsから2021年にスピンアウトした企業。そしてUber Eatsは、Serve Roboticsとの契約を拡大し、2,000台の配達ロボットを世に放つ予定だそうです。
Serve RoboticsのCEOであるKashani博士は「今回のパートナーシップはロボットの自動宅配を商品化するための大きな一歩となります。Uberと提携して、国内いろんな都市に我々のテクノロジーを展開していけることを楽しみにしています」とプレスリリースで述べています。
Uber Eatsは去年5月、ロサンゼルスのウエストハリウッドでServe Roboticsのロボットでの宅配をテストすると発表していました。
運用テストは大成功だった
Serve RoboticsとUber Eatsはウエストハリウッドで200ほどのレストランを対象におこなわれた数十台の宅配ロボットでのテストプログラムに大変満足しているそうで、今回ロサンゼルス全域へのサービスに踏み出したようです。
宅配ロボットは朝10時から夜9時まで宅配サービスを行ない、ロボットでの宅配数は1ヶ月で30%もアップしたそうです。この2社の提携契約は2026年まで継続されるとのこと。
実は去年のウエストハリウッドでのテスト期間中、宅配ロボットは高校での発砲事件に出くわして、警察の立ち入り禁止のテープが張ってはるところも勇敢にも(?)ぐんぐんと進んで食事を宅配していたということがありました。
Serve Roboticsはこの件について、通行止めのところを迂回しなければいけなかったが、人為的な指示ミスでこうなってしまったと説明していました。
こういうことはこれからも起こり得るかもしれませんが、ロボットが届けにきてくれるって、なんだかすごく未来を感じる!