背もたれが左右に分かれているのがポイント。
リクライニング機能やランバーサポート、オットマン付きなど、今のオフィスチェアにはより快適に座るためのギミックが盛りだくさんです。
しかしどんなに機能的なチェアでも、1日中座ったまま仕事をしていると肩こりや猫背、腰や背中のコリや痛みがつきまといます。筆者もその一人。
そんな中、背もたれが天使の翼のように左右に分かれているニトリの「デュオレハイ DX2」を試したところ、背中の曲面に合わせてフィットする座り心地で作業がとても楽になりました。
店頭で座って即決したワケ
オフィスチェアには何百もの選択肢がありますが、4万9900円の「デュオレハイ DX2」は店頭で座った瞬間、背中に超フィットして優しく包む感覚に思わず即決してしまったほど。

一般的なオフィスチェアの背もたれは、柔らかいクッションやネット素材を平たく張ってあります。
ですが「デュオレハイ」シリーズは左右に独立した背もたれパネルが硬質ゴムで接続されており、背中をあずけるとその曲面に合わせて中心に向かって凹む(閉じる?)ように稼働します。
上下にも左右にも背中の動きに追随するので、少しくらい上半身がよじれていてもフィットするんです。
他と違って見た目が独特なので期待半分で試してみましたが、これが大当たり。奇をてらったものではなく、ちゃんと理由があってこの形なんです。
1日中座っても疲れを感じない

常にフワっと包まれる感覚と、中央で背骨が当たらないのもあって1日座っていても背中が快適です。
また背中の重さを背もたれがしっかり支えてくれるので、腰にかかる負担も和らいだ気がします。腰痛持ちには何とありがたいことか。

店頭で腰掛けた時の感動は、しばらく使っていてもそのまま変わらず。振り返ると、今までのチェアではここまで体重を分散させて座れた体験はなかったように思います。もう後戻りはできませんね。
ちなみに座面もブ厚くクッション性も高いので快適。肘掛けは硬いのでクッションを後付けするなど工夫してもいいかも。
3モデルを比べてみよう
3万9900円の「デュオレハイ3」だと肘掛けが固定されていますが、筆者が購入した「DX2」は肘掛けが上下+前後+左右に回転します。
7万9900円の「デュオレハイP OC903」は、ヘッドレストの角度調節、ダイヤルで背もたれの間隔と上下も変えられるので、よりフィット感の高い調節が可能です。
ニトリに行ったら、買うかどうかはさて置き3種類座り比べてみてください。

毎日座るチェアは背もたれが超大事だということを身をもって知りました。