将来のサポート体制に期待…!
日々持ち歩いて使うスマートフォンやスマートウォッチに故障はつきものです。たとえ壊れたり古くなっても、自分で修理メンテして使い続けられる、サステナブルな利用スタイルに注目が集まっているのはご存じでしょう。
ですが、Google(グーグル)が発売したスマートウォッチの「Pixel Watch」に限れば、このトレンドからは完全にハズレてしまっていますね。
Pixel Watchは修理不能!
The Vergeは、長い間、謎のままだったPixel Watchの修理サポート体制について、Googleの広報担当者からの回答を報じました。
すでにGoogleは、Pixelスマートフォンなどに向けて、自分でも分解修理できるキットやパーツの提供を開始しています。
ところが、Pixel Watchについて、当面は対応することはないと明かしました。
これはつまり、いつも身に着けているPixel Watchが、ちょっとディスプレイをこすって画面にキズやヒビが入ったとしても、簡単には交換修理できないという意味です。
iFixitの情報だと、そこまでディスプレイを分解して取り外すのは難しくないそう。
ですが、代わりに新品のディスプレイをパーツとして手に入れられないのであれば、いくら取り外せてもムダでしょう。
修理プログラムのジレンマ
ユーザーが購入した製品を、自分で修理できる権利の確立が、北米ではホットな話題となっています。
もしかすると、Googleも「当面は」Pixel Watchの修理メンテができないという回答にとどめ、将来的に変わる可能性もあり得る?
ただ現時点では、そもそもPixel Watchを修理してくれるサポートすら用意されておらず、壊れたら新品に買い替える以外の選択肢は、ほとんどなさそうですよね。
まもなく「Pixel Watch 2」なる新モデルが発表されることへの期待も高まっています。
それでも、簡単には修理できないという課題は、きっと次世代モデルになっても変わらないでしょう。これが購入のネックとなってしまうユーザーはいますかね?
Source: The Verge