iPadでNintendo Switchのゲームをプレイする方法

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  • author Text: Jake Peterson - Lifehacker US
  • ライフハッカー[日本版]編集部
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iPadでNintendo Switchのゲームをプレイする方法
Photo: MacRumors

ライフハッカー・ジャパン 2023年9月3日掲載の記事より転載

iPadは、持ち運び可能なSwitch用の高性能モニターとしても使えます。そればかりか、HDMIで接続するタイプであれば、Switch以外のゲームでも、コンソール代わりになるのです。そのために必要なのは、20ドル弱で買える、こちらのような映像キャプチャカードです。

設定方法については、MacRumorsのDan Barbera氏が、ステップごとに解説したわかりやすい動画を投稿しています。互換性のあるiPadとNintendo Switchさえあれば、あとは驚くほどシンプルで、費用もそれほどかかりません。

iPadでNintendo Switchのゲームをプレイするために必要なもの

USB-Cキャプチャカード

映像キャプチャカードがあると、ゲーム映像をコンソールから取り込んで、別の機器に保存することができます。ここでは、映像キャプチャカードを使って、コンソールのアウトプットをiPad画面に表示するわけです。

USB-Cポートが搭載されたiPad

残念ながら、これから紹介する方法が可能なのは、USB-Cポートが搭載されたiPadのみです。iPadでSwitchのゲームをプレイするためには、USB-Cキャプチャカードがどうしても必要だからです。

iPadOS 17

SwitchのゲームをiPadでプレイするために欠かせないもののひとつが、iPadOSの最新アップデート版です。アップルが近くリリースを予定しているiPadOS 17には、ゲーム映像を表示・録画するための映像キャプチャ機能が追加されます。

iPadOS 17のリリースは9月になりそうですが、ベータ版なら、いますぐインストールして試すことが可能です。

ベータ版はバグだらけですが、テストサイクルも終盤に差しかかっているので、リリースされるころにはもっと安定しているでしょう。

映像キャプチャカードアプリ

iPadOS 17がまだ開発中なので、アプリ数はそれほど多くありません。けれども、TestFlightでは、「Capture Pro」のテスト版をすぐにダウンロードできます。

ゲームコンソール

これは言うまでもありませんね。

設定方法

必要なものがすべて揃ったら、まずは、使用するゲームコンソールとキャプチャカードを接続します。

Switchの映像をiPadに表示させたい場合、SwitchドックのHDMIケーブルを、キャプチャカードのHDMIポートに接続することになります。

次に、映像キャプチャカードのUSB-C側を、iPadのUSB-Cポートに差し込みます。キーボードを使っている人は、そちらのポートに差し込むわけではないので、間違えないようにしましょう。

次に、iPadの画面でキャプチャカードアプリ(ここでは「Capture Pro」)を開き、Nintendo Switchをオンにします。コンソールが起動し、キャプチャカードアプリがそれを認識したら、Switchのホーム画面が表示されるはずです。

Barbera氏によれば、ごくわずかの入力遅延があるそうですが、プレイ中にそれが気になることはなかったようです。

iPadでほかのゲームもプレイできる!

ゲームコンソールでプレイする人は、iPad画面にゲーム映像を流すほかの方法を知っているかもしれませんが、Switchでゲームをする人にとっては、この方法が特に便利でしょう。

ストリーミング配信ゲームの場合は、専用アプリを使えば、PSXboxPCのゲームをiPadでプレイすることができます。

ただし、iPad画面でプレイするやり方には、欠点があるのは言うまでもありません。とりわけ気になるのは、画質が大幅に低下することと、インターネット接続に負担がかかりすぎると遅延が生じることです。

映像キャプチャカードを使ったこの方法でも入力遅延はいくぶん生じますが、有線接続ですから、全般的にはかなりいい感じと言えます。

Photo: MacRumors/YouTube 翻訳: 遠藤康子(ガリレオ)