「無印いいじゃん、色良いじゃん!」
って声が編集部からも出ております、iPhone 15。Proじゃない無印の方です。みんなチタンボディのProばっかり注目してない?
デザイン面ではどのあたりが変化したのか。昨年モデルのiPhone 14とじっくり比較してみましょう。背面の写真を中心にお届けします。
レンズ周りのグローがお化粧のようだ

左がiPhone 14、右がiPhone 15。カラーはどちらもブルーなんですが、iPhone 15の方は限りなく薄いブルーです。PCCSトーンでいうとペール、RGBでいうと全値240は超えてる。

背面素材、iPhone 14がテカっとしたガラスカバーでしたが、iPhone 15は素材自体に色を浸透させた背面ガラスになっています。「独自の二重イオン交換プロセス」で作られたそうで、なんかすごそう。手触りはサラっとしてます。

絶妙な違いがあるのが、レンズ周辺の盛り上がった部分の色味です。iPhone 14は透明パーツが盛り上がっていただけなのに対して、iPhone 15はこの透明パーツ自体にもわずかに色が入っています。

真上から見ると、iPhone 14のレンズ周辺ガラスは色がやや薄まってるけれど、iPhone 15のレンズ周辺ガラスは色がやや濃くなってますよね。言われなきゃわからないレベルの色味なんですが、それが逆に良いッ。上質な変化具合、Photoshopで言うなら光彩(外側)をわずかにかけた感じ。

側面。同じブルーでもこんなに違います。よーく見ると形状も違っていて、iPhone 15の方が丸みが強い。角丸の数値が大きいともいえる。

めっちゃ寄ってみましたが、わかりますかね…? 目で見るとわずかな違いですが、手で持ってみると一瞬でわかる違いです。iPhone 14の方が圧倒的に角張ってる。iPhone 15の柔らかな色味を考えると、角張ってないほうがデザイン的な整合性がとれますね。

そして最後、端子部分の違い。上がiPhone 15のUSB Type-C端子です。Type-Cは中央に出っ張りがあるんだねぇ。

しかも、本体のカラバリごとに端子の中まで色分けしてるんですよコレ(下からiPhone 15のピンク、ブルー、ブラック)。ちょっとこだわりすぎでは…。
iPhone 15は、やさしいスマホ
色と形状から察するに、iPhone 15は「やさしさ」がテーマかなと。iPhone 15 Proはチタンボディで硬派を極めてきたけど、iPhone 15はその真逆をゆく柔らかな印象がありました。
特にカラーに関しては絶妙な差がありますね。ブルー、ピンク、イエロー、グリーン、ブラック。ブラックは別として、他の色に関してはこだわって選んでみるのもアリだと思いますよ。個人的にはグリーン推し!