便利さアップすごそうよ?
Pixel 8と同時発表、「Google Pixel Watch 2」も体験してきました。おなじみ、ツルッとした丸形フェイスで基本的なデザインは変わっていませんが、ボディは100%再生アルミ素材になり、若干軽くなっています。
おっと、でもバンドは互換性が保たれているので、初代Watchのバンドを引き続き利用できます、やったぜ!
内部スペックとしては、新しいクアッドコアチップによってパフォーマンスが向上しているとのこと。また、OS は「Wear OS 4」を搭載し、Gmailアプリ(メールの確認が可能)やカレンダーアプリにも対応します。
価格はLTEモデルが5万9800円、Wi-Fiモデルが5万1800円です。10月4日から予約受付し、10月12日に発売。主な販路はGoogleストア、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、沖縄セルラーとなります。
センサー類大幅強化。AIによりさらに正確へ

で、何が変わったの? ってところですね。
見た目はほとんど変化していませんが、センサー類の強化とAIによる強化の両方が走っています。センサー類だけでも…
・心拍センサーがマルチパスに増加
・皮膚表面温度センサーの追加
・皮膚電気活動(cEDA)センサーの追加
と大幅追加。
心拍センサーはAIによる解析のサポートも相まってこれまでよりデータは40%正確なんだとか。
なお、皮膚表面温度センサーはより詳しい睡眠トラッキングや入眠に向いた体温管理などに役立てることができ、膚電気活動(cEDA)センサーによってストレスも可視化できるようになりました。

心拍ゾーンを計測することで、7つのワークアウトの自動検出にも対応。
開始や停止をWatchがリマインドしてくれます。この辺の提案はやっぱ嬉しいですよねー。事前に「さぁやるぞ!」を意識しなくていいのは楽ちんだと思うの。
また、安全に向けた機能として、アレルギーや血液型、持病を記しておけるメディカルID機能や、設定した時間内に応答がないと緊急連絡先に通知を送る「セーフティチェック」機能も搭載されます。登山では必須ですね!
この辺の自分を察する、安全を察する、通知する。
といった、機能がさらに強化されているので、日常使いでの便利さや安心感はPixel Watch 2でかなりアップグレードしそうな気がします。
充電はピン式の接触充電へリニューアル

おっと、大きなアップデートは充電にも。
充電方式がピン式の接触充電になりました。そうです、過去の充電器は使えません。
ちょっとこのアップデートは賛否あると思います。でも、接触方式になったことで、充電速度もアップデートされていそうな気がするので、日々の生活の中でメリットを感じることもありそうですね。
FeliCaの仕様は変わらず…らしい
ただ残念なお知らせもあります、FeliCaの仕様はそのままみたいです。
現在対応するのはモバイルSuica(おそらく、モバイルSuica定期券は引き続き未対応)とGoogle Walletに搭載されたiDとQUICPayとなります。
モバイルPASMOは今後も努力していくとの前向き発言もあったので、お財布代わりを狙っている人はもうしばらく耐えて…。
Pixel Watch 2と相性のいいスマホ「Pixel 8」シリーズのインプレッションはこちら。
Photos: 小暮ひさのり
Source: Google