iPhone 15 Pro Maxの望遠カメラは光学5倍。デジタルズームすると最大25倍ズームできるという点がProと異なっています。ズームしても超綺麗、これが「今年のPro Max最大の特徴」のひとつです。
そんなiPhone 15 Pro Maxのカメラでどんな感じの写真が撮れるのか、ご紹介します。
光学5倍ズーム=「撮りたいものを綺麗に大きく写せる」のがいい

光学5倍ズームの望遠カメラのいいところとして「遠くのものを綺麗に撮れる」がまずあります。理想的な撮影条件とは限らない出先でこれは本当に効きます。

ふつうは行けない・近づけないところにあるものまで綺麗に撮れるのはとても大きいです。屋外では理想的な距離で被写体と向き合えないことがけっこうありますから。
(標準の広角カメラだと実際に接近しないと大きく綺麗に、は難しいです)
「手前と奥」だけを切り取っていい感じに

「物理的に離れた距離にある2つのもの」を1枚の写真に収めていい感じにすることもできます。

また、光学5倍は「写せる範囲」が狭いため、周囲のいらない人やモノが写り込まないようにもできます。↑の夕日の写真は周囲に多くの人がいましたし、お稲荷さんの写真は背後に住宅街があったりするのですが、「いい雰囲気のところ」だけを切り取れました。
5倍以上のズームもOK。10〜15倍くらいは実用範囲

ちなみに、5倍以上のズームも使えます。デジタルズームになるので画質は落ちますが、10倍ズームあたりまでは画質を気にする人でも相応に綺麗と思えるのではないかと。
MaxサイズとはいえiPhoneでここまでの写真が撮れるようになったのにはとても感動しました。今まで綺麗に撮れなかったものがしっかり撮れる…!
デジカメだと相応に大きなレンズをつけないといけません。
望遠カメラ以外もすごくいい

超広角・広角・望遠と3つのカメラがありますが、どれで撮っても写真になんか味があるのは一貫していて、それもいいなと。
特に感動したのは2倍ズーム。とりあえず困ったらこれで撮っておけばいい感じ、超万能です(中望遠がないとか杞憂だった感)。
色合いが変になるなど、癖を感じるところもありますが、うまく撮れたときは本当に綺麗で主観的なよさがちゃんとあります。使いこなす楽しさみたいなものもあります。
iPhone 15 Pro Maxのカメラ、ちょっとすばらしすぎかもしれません。