死角も見えるルームミラー。ドライブレコーダーとしても万能です

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死角も見えるルームミラー。ドライブレコーダーとしても万能です
Image: NEOTOKYO

とくにキャンプ好きのSUV乗りならばわかると思いますが、キャンプグッズをラゲッジの天井付近まで目いっぱい積み込んで、さあ出発!となったときに気づく「ルームミラーが見えない問題」。

ルームミラーに映るのはうず高く積まれたキャンプグッズだけ…ドアミラーを見ればある程度後方の状況はわかりますが、やっぱり真後ろが見えない状況はかなり不安。これを解決するのがデジタルルームミラーです。

うれしい機能が満載のデジタルルームミラー

デジタルルームミラーとは、通常のルームミラーのように鏡で後方を確認するのではなく、リア(車両後方)に取り付けたカメラの映像をルームミラー位置のディスプレイで確認するアイテム。リアカメラの映像を映すので、ラゲッジが満載でもリアシートに大勢の人が乗っていても問題なし。死角も少ないというメリットがあります。

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Image: NEOTOKYO

昨今、デジタルルームミラーはリアカメラだけでなくフロントカメラもプラスしたドラレコ機能付きが主流になっていますが、NEOTOKYOの「ミラーカムSE MRC-1022」はデジタルルームミラーとしての機能に特化したアイテムなのです。

フロントカメラ、リアカメラとフル装備で3万円以上となるモデルが多いなか、このモデルはデジタルルームミラーの機能に特化することで、競合他社のドラレコ付きの製品よりも安い価格(1万9800円)です

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Image: NEOTOKYO

本製品は、スクリーンONでデジタルルームミラーとして、スクリーンOFFで普通の室内ミラーとしてワンタッチで切り替えできます。

ルームミラーに映るリアカメラの映像は本体内のSDカードにも記録。リア専用のドラレコとしても使えるので、すでにフロント1カメラタイプのドラレコをつけている人で、追加でリアのドラレコをつけたい人に最適です。とはいえ、すでに前後2カメラタイプ、360度カメラのドラレコはつけているけど、デジタルルームミラーがほしい、という方でもデジタルルームミラーとしての機能に惚れて、ミラーカムSE MRC-1022を選択しているようですね。

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Image: NEOTOKYO

ディスプレイは、10.88インチ1920×480ドットの高精細大型タイプ。リアカメラは、フルHDの解像度で、夜間の視認性に定評があるソニーのセンサーを採用しています。肉眼で確認するルームミラーでは真っ暗で見えないような夜道でも、明るく見やすい映像を映し出します。

デジタルルームミラーの弱点を解消する「ズーム機能」

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Image: NEOTOKYO

さらに特許出願中の「リアカメラズーム機能」もポイント。一般的にデジタルルームミラーは、「(アナログの)ルームミラーよりもほかの車や景色が小さく見える」といった弱点を解消する機能も採用。これによって、「デジタルルームミラーはほかの車との距離感をつかみにくい」を解決しました。

ミラー上のボタンにタッチするだけで「リアカメラズーム機能」が立ち上がり、画像の拡大率は任意に設定できます。

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Image: NEOTOKYO

画面を拡大するだけなく、タッチスクリーンを上下にスワイプさせれば、モニターに映っていない部分も確認することが可能。たとえば駐車時に車の真後ろに何か障害物がないか、周囲の状況を把握するのにも安心な機能です。さらにシフトをリバースに入れれば自動的に画角が下向きになり、駐車位置の目安となるガイドラインも画面上に表示されます。

わずか30分で設置可能。配線が目立たないのもうれしい

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Image: NEOTOKYO

本体とリアカメラのみのシンプルな構造ゆえに、DIYで簡単に取り付けられるのもうれしいところ。本体は既存のルームミラーにかぶせてゴムバンドで固定するスタイルで、電源ケーブルやリアカメラからのコードが目立たないように、本体上部に高さを持たせた設計になっています。これにより本体裏に目ざわりな配線がすっきりと収まり、インテリアを美しく保てます。

電源はバッテリー接続ではなく、シガーソケットに差し込むだけ。配線処理用の専用工具も同梱されているのでドライバーだけ用意すれば設置可能です。設置時間の目安としては30分ほど。休日のちょっとした時間に装着できちゃいますね。

使い方も簡単です。エンジンをかけると自動的に電源が入り、エンジンを切ると同時に電源オフ。駐車中に当て逃げ等の衝撃を受けた際、録画が開始される「衝撃監視機能」も装備しています。

ルームミラーは運転中、何度も確認するだけに、運転すればするほどそのメリットを実感できる、安心安全アイテムといえそうです。

Photo: Yohei Arai

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