スマートグラス、また盛り上がってきてるかも?
テック企業がスマートグラスを続々と作り始めています。
Amazon(アマゾン)はAlexaを内蔵したスマートグラスを作っていますし、そしてMeta(メタ)はリブランドした新しいラインアップを発表!
2021年にもRay-ban(レイバン)とコラボしてスマートグラスを作っていますが、その時の名前は「Stories」。そして今回は名前もリブランドして「Ray-Ban Meta Smart Glasses」となりました。元の地味でゴリっとしたデザインからずいぶんスタイリッシュな姿になっています。
どうグレードアップした?
Ray-Ban Meta Smart Glassesは、音声性能が向上。カスタム設計のスピーカーが搭載されており音量は約50%アップ。そして低音も拡張されています。スピーカーは風の強いときや騒々しい雑踏の中でもしっかり音を聴くことができるそうです。
マイクも新しくなり5つ搭載。そのうちの1つは鼻のまわりにあるので、声が口から出た直後にキャッチできるようになっています。
前作はマイクは1つしか搭載されていなかったことを考えると、今回は4倍のカバレッジがあるということですね。また、最大60秒の1,080pの動画録画できる12MPの超広角カメラが搭載されています。FacebookやInstagramのライブストリームもできるとのこと。スマートグラスでの録画中は外部にある白色のライトがオンになるので、周りの人や通行人にカメラが稼働中であることがわかるようになっています。
プロセッサーはSnapdragon AR1 Gen 1を搭載しています。防水等級はIPX4なので、軽い水しぶきならへっちゃら。ボートに乗るくらいなら全然大丈夫ですが、ボートから水に飛び込む場合は、普通のサングラスに付け替えてくださいね。
バッテリー駆動時間は4〜6時間ですが、付属のケースで最大8回まで充電できるそうです。
前作はイマイチだったけど...
前作のRay-Ban Storiesは、顔に載っけるカメラくらいの印象で正直イマイチな評判でしたが、今回は少なくともより受動的な使用ができそうです。特にクリエイターの人たちはGoProやInsta 360などのカメラを持ち歩いて、一人称視点の映像を撮りたいときに、このグラスがあれば簡単に撮影できますよね。
そんなMeta Smart Glasses、300ドル(約4万4800円)からの予約注文が可能で、カラーバリエーション、サイズ、度付きなどもあるそうです。
10月17日からアメリカ、カナダ、オーストラリア、およびヨーロッパ全域を含む15カ国で発送が開始されます。日本での販売はまだ未定です。