長期間使ってないGmailアカウントは削除されます。Xデーは12月1日

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長期間使ってないGmailアカウントは削除されます。Xデーは12月1日
Image: Alexey Boldin / Shutterstock

Xデーは12月1日、直前リマインドです!

長期間未使用のGmailアカウントをお持ちの方、12月1日までに1度ログインしておくことをお勧めします。でないと、Google(グーグル)に永久削除されてしまうかもしれません!

ちなみにここでいう「長期間」は2年間。これはGoogleがアカウントを「非アクティブ」とみなすために設定した期間です。

Googleの非アクティブアカウントポリシーには、「2 年以上Google を使用されなかった場合、Googleは無効な Googleアカウントとそのアクティビティやデータを削除する権限を有します」と書かれています。このポリシーによって、実際にGoogleがアカウント削除を開始するのが2023年12月1日になるのです。

Googleがこの計画を発表したのは数カ月前。すでに忘れてしまっている方もいらっしゃるかと思いますので、期限が数週間後に迫っている今、ここで改めてお知らせします。

削除されないための方法

Googleに無効な非アクティブアカウントとして削除されないためには、いくつか手段があります。

というか、とりあえずサインインしてください。ログインした状態でメールを読んだり送ったり、Googleドライブを使ったり、YouTube動画を見たり、写真を共有したり、アプリをダウンロードしたり、何かを調べたり…どれでもOKです。

もし過去2年間、これらのどれも行っていない場合、Googleから非アクティブとみなされ削除されてしまいます。アカウントが削除されてしまうと、過去に保存したGoogleフォトやGoogleカレンダーのイベント、Googleドキュメント、Eメールなどが失われてしまうので、ぜひ確認して下さいね。ただ、削除される前には通知とリカバリメールが送られてきます。

対象外アカウントもあります

ただし、これは雇用主や学校、組織にリンクされているアカウントには適用されません。削除されるかもしれない危機にあるのは、あくまで個人アカウントだけ。

さらにこのルールには例外もあります。例えばGoogle Playストアで何かを購入する際に使ったアカウントや、有効な残高のあるギフトカードが残っている場合は削除されません

今回の措置はハッキング対策

そもそもこうした措置は、「ハッキングから未使用のアカウントを守るため」に行なわれるとのこと。というのも、非アクティブまたは未使用のアカウントはハッカーに狙われやすく、詐欺メール送信に使われることがあるのです。アクティブでないアカウントは2段階認証が有効になっていないことがほとんどなので、輪をかけてターゲットになりがち。


削除されるか否かにかかわらず、未使用のアカウントを1度チェックしてみるといいかもしれません!