地味ながら使える新機能も…。
Windows 11は、昨年に「22H2」なる大型アップデートで進化を遂げました。今年も「23H2」バージョンの配信が開始され、またいろいろとビッグな更新がなされました。
とにかくAIの時代
Microsoft(マイクロソフト)がアップデートリリースでもイチオシなのは、AIの統合強化です。その最先端をいくのが「Windows Copilot」でしょう。やりたいこと、知りたいことを、会話でWindows Copilotに伝えるだけで、かなりのことが行なえるようになりました。
デスクトップの右サイドバーに常駐するWindows Copilot。ですが、今回のアップデートで特徴的なのは、Windowsキー+Cのキーボードショートカットにて、一瞬で立ち上がり、ヘルプしてくれる存在になったことです。
ただほしい情報を返してくれるだけでなく、壁紙を変えたい、スクリーンショットを撮りたい、音量を調整したいなどなど、さまざまなアクションまで完了してくれるのが、Windowsと統合されたAIならではでしょうか。
いろいろ便利なアプリも
大型アップデートでやってくるアプリのなかに、これまたAIが威力を発揮する「Snipping Tool」があります。画像やホームページを読み込ませるだけで、そこに写っている文字を一発で自動認識してくれます。
「Windowsバックアップ」というアプリも登場。フォルダを指定して、万が一のためにバックアップしておくなんてタスクが手軽にできるようになりました。
あとブラウザなどでは標準になってきましたけど、Windowsのシステム標準として、パスキーでパスワードレスなログインが行なえます。
Microsoftが狙っているものとしては、タスクバーにドンと追加された「Microsoft Teams」アプリの存在感。テキストチャットに音声通話、ビデオ会議まで、ここからすべて使ってほしいという意図が見え隠れします。Windows 11のリリース時から目指されていたものが、ここへきて、さらに加速している印象を受けますよね。
あれれ、Skypeって、どこ行ったんでしたっけ?
Source: Microsoft