僕たちに親しい「8.4インチ」。その使い勝手は?
モバイルガジェットの中で、スマートフォンより多くの情報を扱え、ノートPCより機動力のあるタブレット。なかでも8インチクラスのタブレットは一定のニーズもあり、根強いファンが多いシリーズです。
その中で注目したいのが、HUAWEIの8.4インチサイズタブレット「HUAWEI MediaPad M5」。
今回はこの、肌身離さず持ち歩ける「手の延長」としての性格が強いデバイスを、仕事で常にデジタル情報に関わるビジネスパーソンの目から、チェックしてもらいました。
市川渚(いちかわ なぎさ)さん
Photo: 照沼健太
ファッションコンサルタントとして、ファッション、ラグジュアリー関連企業や、ファッションに関わるプロジェクトのアドバイザーとして活躍。フリーランスとして場所を問わず、自由なスタイルでクリエイティブ活動を行なっている。
バッグにもするりと。絶妙なサイズ、絶妙なコンパクトさ!
Photo: 照沼健太
市川さん:変に構えず使えて、女性のハンドバッグにもサッと入るんですよね。固定された仕事場がなくて、色々なところで作業をしている身なので、このカジュアル感っていうのは、すごくいいです。
そう、「HUAWEI MediaPad M5」最大の特徴は、なんと言ってもそのサイズ感。現在では絶滅危惧種、ある種のレッドリストとなっている片手で運用できる8.4インチとなっています。
具体的なサイズは、約124.8 × 212.6 x 7.3mm。数値だけだといまいちピンと来ないかもしれませんが、女性のバッグにもするりと潜り込め、すっと取り出せるサイズとなっています。まるで手帳のようなカジュアルさで、日々持ち歩きたくなるサイズ感。
LTEモデルを選べば、さらにフットワークは軽くなり、どこにでも持って行けて、どこでも自分のインプット・アウトプットを一回りリッチに拡張できる。この特徴は、8インチ級のサイズ感ならでは。
片手ホールドでも疲れない。しっかり持てる軽量さ!
Photo: 照沼健太
市川さん:薄くて、思っていた以上に軽くて、移動中に片手で持った状態でも使えるんです。片手が空いていると、ちょっと横のコーヒーカップに手を伸ばしたりもできますし、まるでスマホの延長といった感覚…でしょうか。
あと、リラックスして動画を観る時とかは、ごろんと寝そべって顔の上にタブレットを掲げて。といったことをやっちゃうんですけど、そんな姿勢でも重さが負担にならないのは嬉しいです。
先程の「携帯性」に続く、使いやすさにつながる魅力をもうひとつ。それが、「持ちやすさ」です。「HUAWEI MediaPad M5」の重量はわずか320gで、厚みは7.3mm。この重さと薄さが何を解決するかと言うと、最近のタブレット片手で持ちにくいよ! 問題です。
大型タブレットだと、どうしても片手で長時間持ったり、顔の上に掲げるのは厳しくなりますが、「HUAWEI MediaPad M5」であれば、片手でスッと取り出して自分の目の前へ。大型タブレットでは難しい、片手運用もこの薄さと軽さであれば実現できるんです。
また、ホールド性の良さというのは、ビューワーとして使えるシーンを拡張させます。
自宅でリラックスした体勢で、または通勤通学の電車の中で。さまざまなシチュエーションで、この持ちやすさが活きてくるはず。ぜひ、自分が使うシチュエーションや、眺める動作を想像してみてください。このサイズならイケる!と感じるシーンがきっとあるはずです。
小さくても高い表現力。写真、書類も見やすい液晶の美しさ!
Photo: 照沼健太
市川さん:いちおう事務所はありますけど、決まった場所にいることがあまり多くありません。なので、私は仕事の連絡は「即レス」を心がけています。そうなると、出先などで原稿の確認や写真の編集をする必要もあります。
こうしたときに「クリエイティブな作業ができる最小構成」って、おそらくこのサイズからなのだと思うんです。画面も精細で発色もよくて、Lightroomの現像もこのサイズなら十分利用できるんですよね。
画面は小型よりも大型の方が見やすい。やっぱりそう思っちゃいますが、一概にそうは断定できません。市川さんも言っているように、この画面、けっこう侮れません。「HUAWEI MediaPad M5」は、8.4インチというサイズに2K(2560 x 1600/359 PPI)という、高精細で発色の良いIPSディスプレイを詰め込んでいます。
この画面のきめ細かさによって、並んだフォントはその美しさを損なうことなく表現されます。書類をチェックするシーン、電子書籍を読むシーンなどでは、その高精細さによる文字の見やすさを、実感として得られるはず。
Photo: 照沼健太
写真をチェックする時は、さらに強く画面の恩恵を受けられるのではないでしょうか。高精細かつ発色の良いディスプレイは、写真の細かなディティールまでしっかりとチェックでき、こうしたLightroomでの現像ではプレビューもツールも見やすく・使いやすいサイズで効率的。
ガンガン使える。高いスタミナ性と急速充電!
Photo: 照沼健太
市川さん:私の場合、仕事だけじゃなくて、自宅では映画も観ますし、生活のなかでタブレットは欠かせないものなのですが、予想以上にバッテリーは長持ちしてくれます。これも昨日から充電してないんですけど、暗くなり始めるこの時間でもまだ使えていますし。
持ち運びのお供にモバイルバッテリーが必須…。そんな状況では小型・薄型タブレットの魅力が台無しです。でも、こちらはそんな心配は要りません。
「HUAWEI MediaPad M5」のバッテリーは5,100mAh。
エネルギー効率の良いSoC「HUAWEI Kirin 960 オクタコア」と、Android 8.0ベースの独自UI「Emotion UI 8.0」によって、薄型・小型タブレットながら、長いバッテリーライフを実現しています。
USB-Cでの急速充電にも対応しているので、この大容量ながら約1.9時間でフル充電できるんです。このバッテリーライフとチャージ能力があれば、ワクワクする体験も、今日やらなきゃならない作業も、残り時間という不安や雑念を感じることなく集中できるはずですよ。
コスパも抜群!「HUAWEI MediaPad M5」は選ばない理由がないタブレット
Photo: 照沼健太
性能的にこれだけの良スペックがそろっていて、なおかつ「HUAWEI MediaPad M5」の市場想定価格は、Wi-Fiモデルで3万7800円、LTEモデルで4万5800円(いずれも税別)。そのカジュアルさは価格にも現れています。
そうなのです。このサイズが欲しい!となると、選ばない理由が無いのです。
世の中さまざまなタブレットがありますが、サイズ感も、画面のクオリティも、スタミナも、そして価格も。タブレットの中で、僕らにもっとも親しい関係となるものとは?となると、自ずと「HUAWEI MediaPad M5」が有力候補となってくるんですよね。
市川さん:あと、家で映画を観ていて気がついたんですが、実はサウンドも良いんです。音に包まれる感覚があるので、動画鑑賞にも向いているかも。
このサイズは本当にシチュエーションを選ばなかったです。スマホより一回り拡張したデバイスが欲しい人は、カジュアルに手が出せて魅力的に感じる端末だと感じます!
インプット・アウトプットに、手の延長として、視覚の延長として、そしてやりたいことの拡張として。僕たち、私たちと一緒になれる存在として…。この8.4インチというベストなサイズを選ぶことで、日々の生活が一回り豊かになることを予感させてくれるのです。
もうひとつのM5、「HUAWEI MediaPad M5 lite」も
「HUAWEI MediaPad M5」はカジュアルさが魅力のタブレット。しかし、オフィスで使うために、イラストを描くために、もうちょっと大きな画面が欲しいんだけど…。なんてニーズもあるでしょう。
フットワークの軽さは確かに利点ですが、こうした大型・入力性もまた、タブレットという端末に求められるニーズですよね。人それぞれ多様化するニーズに1台ですべて応えるのは無理ってもんです。
だからこそ、こういう1台もお伝えしておきたいなって。
Photo: 照沼健太
もうひとつのM5、「HUAWEI MediaPad M5 lite」です。
「HUAWEI MediaPad M5」より一回り大きい10.1インチながら、厚み7.7mmで重さ480g。薄型・軽量という、シリーズのDNAはこちらにも。しかも、こちらは専用カバーと、ペン「HUAWEI M-Pen lite」が付属しつつ 市場想定価格は3万7880円 (Wi-Fi/ストレージ64GBモデル・税別)。クリエイティブ心を後押しする選択肢として、やはりこちらもコスパが光りますよね。
また、ペンやカバーを省いて価格を2万9880円まで抑えたモデル(ストレージ32GB+Wi-Fi)と、LTEを搭載しつつも、価格を3万7880円にしたモデル(ストレージ32GB/ペンとカバーはなし)もあります(市場想定価格/いずれも税抜)。
最後に難問を出してしまってすみません。でも、あえて問いかけさせてもらいましょう。
・ライフスタイルに寄り添う、8.4インチ?
・クリエイティブ心も満たす、10.1インチ?
う〜ん、答えは…難しいですよね。
でも、きっとどちらも、それぞれのニーズを満たしてくれる優れた一台です。タブレットを選ぶ時は、まずはMediaPadシリーズを検討してみることをオススメします。
どちらもクオリティと価格とのバランス感が絶妙な傑作なんだよなあ。
Source: HUAWEI