マイクロソフトが、小児性愛者を見つけるツールを開発。単語や話し方のパターンから自動検知

  • 中川真知子
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7歳の息子はオンラインネイティブです。スマホやタブレットの操作は私よりも上手いし、私が知らない機能も知っています。お古のMacbookを与えているので、Skypeでオンライン英会話の授業も受けています。これからを生きるうえで、ガジェットに慣れ親しむことは重要だと思っているので、使い方を教えています。

でもやっぱり、ネットの世界には子供を食い物にしようとしている悪い人たちもいるので心配です。ペアレンタルコントロールをしても、どこまで子供を守っていられているのか…。

そんな親の心配は万国共通。だから、マイクロソフトオンラインで子供をターゲットとした性犯罪者を自動検知するシステム「Project Artemis」を作ったとTechnology Reviewが伝えました。

Technology Reviewが伝えた詳細によると、「Project Artemis」は、単語話し方のパターンに基づいて、チャットの参加者が繕っているかの可能性を評価するのだそうです。スコアを設定して、一定のスコアを超えるとフラグ付けされた会話がモデレーターに送られてレビューされるそうです。モデレーターが危険と判断すれば、法執行機関に報告することもあるとのこと。

また、児童保護の専門家の協力で、ペドフェリア(小児性愛者)がオンラインでどのような活動をしているのかも把握できるそうです。

どのような単語や話し方がペドフェリア認定になるのかは明かされていないので詳細はわかりませんが、例えば、大人が年齢を偽って子供の振りをしようとした時なんかに違和感が出たりするのかもしれません。

マイクロソフトはこの技術を「Xbox」や「Skype」で数年間使ってきたそうです。そして今後は、子供たちをペドフェリアから守るために技術開発している非営利団体の「Thorn」を通して、オンラインチャットを運営している企業に無料提供する予定になっているそうです。

子供たちを狙う犯罪は決して許されるものではありませんし、私も親の立場なので、特に子供を対象とした性犯罪には断固反対です。ただ、こういったシステムが必ずしも、正しく犯罪者もしくは犯罪予備軍を検知してくれるのかには不安を感じないでもないです。まぁ、下心がなければオンライン上で子供に近づかない、と言われれなそうなのかもしれませんが…。

こういうシステムは大事だと思いますが、できることなら、こういうシステムができなくてもいい環境になるといいですよね。

Source: Technology Review