「墓を掘り起こし解き明かせ!」178億円分の仮想通貨の暗号キーを抱えて急死したCEOの闇

Screenshot: Facebook/CBC (YouTube)

仮想通貨はどこへ?

カナダ最大手だった仮想通貨取引所QuadrigaCX(クアドリガCX )のCEOが30歳で急死してから1年。彼の急死により178億円分の仮想通貨にアクセスできなくなりました。

仮想通貨の保管場所として、インターネットに接続している「ホットウォレット」と、インターネットに接続していない「コールドウォレット」があります。そしてコールドウォレットに保管していた場合、ウォレットにアクセスするための暗号キーが必要です。

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QuadrigaCX社では、ほとんどを「コールドウォレット」で保管し、CEOのジェラルド・コットン氏、その1人だけが暗号キーを管理していたため、顧客から預かっていた大部分の仮想通貨にアクセスできなくなってしまったのです。

QuadricaCX社は、2019年1月14日に、CEOの死亡についてFacebookに投稿。12月9日、コットン氏は、孤児院を開設するために訪れたインドで、クローン病による合併症により急逝したと発表しています。それと同時に、QuadricaCX社は約7万6000人の仮想通貨と現金合わせて約1億6300万ドル(約178億円)を失い、顧客に返金ができなくなり、今年2月1日に地元の裁判所に事実上の破産申請をしています。

さらに今年6月、事件発覚後の捜査で、顧客から預かった資産の大部分をコットン氏自身と妻に費やしたことが明らかになると、ますます不可解な死に対する疑念の声が広がりました。債権者の代表弁護士は、本当にコットンは死んだのか、遺体はあるのか、カナダ警察に対し、コットン氏の墓を掘り起こし、死体の検死を行うように要請しはじめました。

コットン氏の妻であるジェニファー・ロバートソンは、弁護士を通じて「心を痛めている。コットンの死は疑うべくもない」とメールでニューヨークタイムズに伝えています。

これ、実はコットンがひっそり生きていたら、どうなっちゃうんですかね…?